円柱さし・シリンダーブロックです。教具が美しいですよね〜。
カテゴリー
感覚教育
年齢
3歳から3歳半
目的
- 次元(大きさ、高さ、幅など)を視覚で識別できるようになる
- のちに鉛筆を正しく持つために、3本指を使う練習
- 巧緻性の向上
- のちの算数の準備段階
前提となるお仕事
日常のお仕事がある程度終わっていること。
使用する教具
円柱さし(シリンダーブロック)
- ブロック1:直径が増加し、高さは一定
- ブロック2:直径が増加し、高さも増加する
- ブロック3:直径が増加し、高さは減少する
- ブロック4:直径は一定で、高さが増加する
本来の教具は、1つのブロックに10個の円柱が入っているのですが、そういう教具はとても高く、家庭用には向きません。マミィは5個入りのものをamazonで購入しましたが、現在は売り切れているようなので、同等品へのリンクを貼っておきます。
取り組み方
エクササイズ1:ブロック1を使い、提示された通りに円柱を抜いたり差したりする。その後、ブロック2、ブロック3、ブロック4でも行う。ブロック4は直径が同じで高さのみ違うので一番難易度が高いです。
エクササイズ2:ブロック1・ブロック2を使って円柱を抜いたり差したりする。
エクササイズ3:ブロック1・ブロック2・ブロック3を使って円柱を抜いたり差したりする。
エクササイズ4:ブロック1・ブロック2・ブロック3・ブロック4のすべてを使って円柱を抜いたり差したりする。
学べる言語
- ブロック1:太い・細い(Thick and Thin)
- ブロック2:大きい・小さい(Large and Small)
- ブロック3:特になし
- ブロック4:高い・低い(Tall and Short)
その他、比較級(AよりBが大きいなど)・最上級(Aが一番大きいなど)
誤りの訂正
子どもが間違った場所に円柱を入れようとしたとき、穴にはまらなかったり、穴に余りがあったり、最後の一つの円柱がどうしてもはまらなかったりして、保護者が教えなくても子どもが自分で間違いに気づくことができます。また、そうして自分で気づくことが大事です。
提示の動画
とてもシンプルに提示してある動画を載せておきます。
実際のサイの様子
サイと初めて取り組んだ時の動画です。3歳8ヶ月のときで、もう余裕でできるかな〜と思っていたのですが、エクササイズ4(ブロック4つすべて使う)はけっこう難しそうでした。
感想・コメント
初めは円柱が5つのブロックで十分なのか心配でしたが、実際やってみると5つで十分だなと思いました。おうちモンテの難しいところは、家でリラックスした状態で行っていて集中しにくい上に、おもちゃ・テレビ・ママ・パパなど気が散る要因がたくさんあるのかなと思います。もしも円柱が10個あると集中力が続かなさそうです。
サイは気に入ったようで、その後もリビングに置いていますが時々自分で出して取り組んでいます。4つのブロックを同時に使うエクササイズ4が好きなようです。あとは、ブロックを重ねてみたりして、積み木的な使い方もしています。こんな風に自由に使うのもいいのかなと思います。
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