算数棒は、できることがあるので持っておいて損はない教具だと思います。最初に数を意識するのにとても役に立ちます。難点としては教具が場所をとることでしょうか。サイとマミィはそのせいで引っ越しを機に捨ててしまったのですが、算数棒は持っておけば良かったなとあとでちょっと後悔しました。
カテゴリー
算数教育
年齢
4歳から
目的
- 1から10までの数字の「量」と「名前」を習う
- それぞれの数字には対応するものがあるということを理解する
- 1という数は小さく、10という数は大きいということを理解する
- 1から10までの順番を覚える
前提となるお仕事
感覚教育の「赤い棒」ができるようになってから取り組みましょう。
使用する教具
- 算数棒
【MONTE Kids】モンテッソーリ教具 — 算数棒 小 家庭用サイズ — Montessori 知育玩具教具 幼児早期教育 モンテキッズ 本格教材 算数 おもちゃ — 算数棒 小
モンテッソーリ 算数棒 ♪小50cm♪ Montessori Numerical Rods 知育玩具
参考価格:2,576円(2020年12月現在・税込・送料無料ですが13-21日かかります)
取り組み方
エクササイズ1:常に左端に赤色がくるようにして手前から奥に1, 2, 3, ・・・10となるようにロッドを並べ、小さいほうから赤と青の数を数えていき、数の名前を覚え、数をしっかりと確認する。
エクササイズ2:ロッドをランダムに並べて、「2をとってください。」「5をとってください。」のように数字を伝えて、それに対応するロッドをとる。
エクササイズ3:ランダムに並べたロッドの中から一つ選んで、「これは何?」と尋ね、数を答えさせる。
エクササイズ4:ランダムに並べたロッドの中からこどもが一つ選んで、その数を答える。
エクササイズ5:常に左端に赤色がくるようにして手前から奥に1, 2, 3, ・・・10となるようにロッドを並べ、こどもに数を数えさせてロッドの数を確認する。
提示の動画
下の動画は並べる順番が上で紹介した取り組み方とはちょっと違いますが、その後一つずつ数を確認したりしているところは同じです。そのあとは自由にアレンジして取り組んでいいと思います。
算数教育のワークブック
英語ではありますが、モンテッソーリの算数教育はワークブックをオンラインで購入できます。PDFファイルをダウンロードして自分で印刷して使うことになります。モンテッソーリは下調べや準備をするのが時間がかかって大変なんですが、このワークブックがあれば準備は最小限ですみます。(と言っても印刷したり内容を把握したりする必要はありますが・・・)あと、アクティビティに必要な教具は、実物を使ってもいいし、ワークブックの中に印刷できるようにしてあるカードを使うこともできます。教具にこだわらない人にとってはお安くすみますが、モンテッソーリの精神には反するような気も若干します(汗)が、マミィは基本的には各家庭でアレンジしてやりたいようにやれば良いと思っていて、それがおうちモンテの醍醐味だと思います!
このワークブックでは算数棒を使ったアクティビティがたくさんあるのですが、サイとマミィは算数棒をすでに捨てた後にこのワークブックを購入したので、算数棒のカードを印刷して使いました。
Montessori Math Workbook - Primary Book 1 (Digital Download)Montessori for Homeschoolers
感想・コメント
サイとマミィは初めて算数棒に取り組んだのはずいぶん前のことですが(たぶんサイが4歳になってすぐの頃?)、上記のワークブックに関してはけっこう最近まで(サイが5歳半ぐらいで)取り組んでいました。最初は数と値を一致させるために練習するのですが、ワークブックの中では数(特に10)の合成と分解を教える内容も入っていてとても有意義だったと思います。