英語でホームスクーリング(Grade K)学習予定内容

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英語でホームスクーリング(Grade K)学習予定内容

先日、サイは地元の公立小学校に通うことにして、英語はホームスクーリングで勉強することに決めたサイとマミィですが、できることならアメリカの小学生と同じ内容・同じペースで学習したい!ということで学習内容を調査してみました。アメリカでは小学1年生の前にKindergartenが1年あって、そこで本格的な勉強が始まります。この学年のことをよくGrade Kと呼ばれるので、このウェブサイトもGrade Kと表記します。

日本は学年は4月始まりですが、アメリカでは8月終わりぐらいから始まるようなので、サイとマミィもアメリカのスケジュールになるべく合わせて進めていきたいと思っています。とは言え、すでに12月で、今まで計画的に学習していなかったのでかなり偏りがあります。少しずつ修正しながら調整していきたいと思います。

アメリカにはCommon Coreという日本で言うところの学習指導要領がありますが、それがけっこう分かりにくいしちょっと読む気がしないです。そのため、いろいろなウェブサイトや資料などを参考にして少しずつ理解できてきたので、漏れがあるかもしれませんが今現在把握していることをここでざっくりとまとめておきます。

Language Arts(Grade K)

  • アルファベットの大文字・小文字が読み書きできる。
  • アルファベットの順番を覚える。
  • アルファベットと音の関係(フォニックス)を覚える。
  • Sight Words(High Frequency Words)の読み書きができる。
  • 自分の名前の読み書きができる。
  • Rhyming Wordsを見つけたり自分で作ったりすることができる。
  • 単語の最初の音、途中の音、最後の音を認識することができる。
  • 単語の音を合成して単語を書くことができる。(Blending)
  • 単語を音に分解できる。(Segmenting)
  • 文章は左から右に、上から下に書くことを理解する。
  • 本の著者・イラストレーター・表紙・題名・目次などを理解する。
  • 鉛筆を正確ににぎることができる。
  • よく出てくる動詞や形容詞を覚え、その反対語も理解する。
  • 文は大文字で始まり、単語と単語の間にはスペースを置き、最後はピリオドなどで終わることを理解する。
  • 品詞(一般名詞・固有名詞・前置詞・動詞など)が分かる。
  • よく出る単語・前置詞を覚える。
  • 簡単な文を自分で読むことができる。(音読)
  • 物語について質問したり、また質問に答えることができる。
  • 馴染みのある物語を自分で伝えることができる。
  • 物語の主人公、場面、出来事などを答えることができる。
  • 二つの物語を比較して、相似点と相違点を言うことができる。
  • 名詞にsやesを追加して複数形を作ることができる。

だいたい以上かなと思いますが、まだ多分抜けているものがあると思います。気づいたらその都度追加していきます!

サイは、あまりカリキュラムは意識せずにフォニックスなどの勉強をしてきたので、このなかの多分3割ぐらいができてるのかなぁという印象です。

Math(Grade K)

  • 数字と値の関係を理解する。
  • 1から100まで、1ずつ数えられる。
  • 1から100まで、10ずつ数えられる。
  • 与えられた数から続きを数えることができる。
  • 物事を仲間わけすることができる。
  • 同じ仲間の中のものを数えることができる。
  • 1から100までの数字を書くことができる。
  • 具体的なものを数えることができる。
  • カレンダーの曜日、月、昨日、今日、明日、季節を理解する。
  • 数の大小、同じ数が分かる。
  • 5つ以下のものを数えないで(ぱっと見で)いくつあるか分かる。
  • 1から20までのものを合成したり分解したりできる。
  • ものの長さや重さを描写することができる。
  • 二つのものの長さや重さ、量の違いを述べることができる。
  • 1から10までの足し算・引き算をいろんな方法で(ものを使ったり、指を数えたり、頭の中で考えたり、絵をかいたり、音にしたり、状況になりきったり、式を書いたりして)計算することができる。
  • ものの場所(above, below, beside, in front of, behind, next toなど)を述べることができる。
  • 平面と立体の形(square, circle, triangle, rectangle, hexagon, cube, cylinder, sphereなど)を述べることができる。
  • 平面と立体の形の特徴(辺・角・面など)を述べることができる。
  • 単純な形を組み合わせてより大きな形を作ることができる。

Mathのほうもだいたい以上なのかなと思います。下の教材のセクションでも見られるように、Language Artsはワークブックが7冊ほどあるのに対してMathはワークブック1冊で一通りのことが学べるので、かかる時間はLanguage Artsよりも短いです。多分Grade 1(小学1年生)あたりから難しくなっていって分量も増えていくのではないかと思います。サイとマミィはMathのGrade Kについては一通り学習を終えているので、今後は忘れないように少しずつ復習していこうと思います。

教材について

ホームスクーリングするとなると、教材選びは大切です。最初マミィはGrade Kの内容が一冊に収まっているようなもので大丈夫なんだろうと思い、以下のワークブックを購入してサイに勉強させていたのですが、よくよく見ると、内容が全然足りない!

(画像をクリックするとAmazonのページにとびます)

一応一通りのことは揃っているのですが、練習量がとにかく少ないです。そして問題も簡単です。これでは習得はできないなと思ったので、途中で方向転換しました。その後、使用しているテキストはSpectrumシリーズです。こちらは練習量がたくさんあって、問題の難易度もそこそこ高いです。今後しばらくはSpectrumシリーズで続けていこうと思います。

(画像をクリックするとAmazonのページにとびます)

そして、ワークブックだけでは読み書きはできるようになっても、聞いたり話したりがどうしても弱くなるし、マミィの噛み砕いた説明で理解するのではなく、先生の説明を聞いて理解できる能力もつけて欲しいので、オンラインのホームスクーリングの「Time4Learning」というウェブサイトに登録して、そこでも学習することにしました。またいつか紹介する機会を作りたいと思いますが、Time4Learningはアメリカでホームスクーリングをしている家庭向けのサービスで、オンラインで講義っぽい動画をみて、問題をといて、小テストをといたりして、自分のペースで勉強を進めることができます。教科はGrade K向けはLanguage Arts, Math, Scienceがあって8th Gradeまでは全教科で月々約$20ぐらい(2020年12月現在)なので、かなりお得なサービスですよね。動画もGrade K向けに作ってあるのでサイもけっこう楽しんでみています。

参考

Time4LearningTime4Learning

スピーキング練習

サイは一応バイリンガルで育っていますが、日本の環境にどっぷり漬かっているのでやはり日本語のほうが得意で、英語はネイティブの子供達に比べると遅れていると思います。そのため、英語のスピーキング練習もしたいところです。家だとどうしても限られたことしか話さないので、サイは週に1回25分のオンラインレッスンを受けています。果たしてこの量でどれだけ役に立っているのかはよく分かりませんが、先生と意気投合して楽しくレッスンを受けているので続けていきたいと思っています。

英語の絵本

おそらくネイティブの子供達は、英語の絵本を親が読み聞かせしたり、自分で読み始めたりして、たくさん英語に触れ合っていると思います。これがサイとマミィ家に欠けているところなんですよね。夜寝る前に絵本の読み聞かせはしていますが、日本語の絵本も読みたいので、割合的には日本語3対英語1ぐらいになっています。でもまぁ、すべてを完璧にネイティブの子たちを同じようにこなすことはできないので、ここはボチボチと続けていこうと思います。平均して毎月4冊ぐらい英語の絵本を購入して繰り返し読むことにしようかと思います。

年長向け英語絵本月別オススメ(Grade K)

さぁ、どうなるか?

すでに少しずつ思いつくままに学習は進めてみますが、近いうちにちゃんとした学習スケジュールを考えようと思います!