100玉そろばん、イマイチ使い方が分からない!数を意識できる遊びを紹介・その1

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100玉そろばん、イマイチ使い方が分からない!数を意識できる遊びを紹介・その1

100玉そろばん、子どもに良いと聞いて買ってみたものの、使わず眠ってるなんてことはありませんか?うちはまさにそうです。数の概念が分かって良いんだろうなぁと思いつつ、イマイチどう使って良いのか分かりません。我が家ではサイが2歳のときに購入したのですが、数を数えるというよりは、ジャラジャラ動かして遊んで、しまいには上に乗ったりして遊んだ挙句、そのまま放置されています。サイには数に強くなってほしいので、ここは一つ、100玉そろばんを有効利用して数を意識しながら遊んでみようと思います!

サイとマミィが使用している100玉そろばんとネタ本

  • 100玉そろばん
  • 100玉そろばん「かずのれんしゅうちょう」
  • 数字カード(マミィはモンテッソーリ教具の赤い棒についてきた木のカードを使用しました。)赤い棒の数字カードの画像

サイとマミィが購入した100玉そろばんは、Voilaという商品でしたが、上記のものよりちょっと古いバージョンみたいで、木枠は波打っていなくてまっすぐです。価格もよく覚えていませんが、新しいバージョンよりは少し安かったような気がします。100玉そろばんに関しては探せばもっと安いものもたくさんあると思うのですが、マミィは色合いや質にこだわったので、ちょっと良いものを購入しました。実際このVoilaはとっても可愛くて、お部屋のインテリアにもなると思います。

そして、少し前ですが、100玉そろばんの使い方がよく分からなかったので、100玉そろばん「かずのれんしゅうちょう」という本を購入しました。私の予想では、この本に沿って実際に100玉そろばんを使って演習問題をするものだと思って買ったのですが、中身はドリルみたいになっていて、まずは絵をみて問題をといてから、「できたらたまをいれましょう」、となっているのですが、先に考えて答えを確認した後でたまを入れるという流れはどうかな・・・と思います。せっかくなら実際にたまを入れながら考えて答えを導くという流れが良いのではないかと思います。仕方がないので、この本をネタ帳にして、実際に使うアクティビティを考えて演習することにします。

100玉そろばんを使って数を数えてみよう!

さてでは、実際にいろいろと数を数えてみたいと思います。まずは1から10までの数字で遊びます。

今回の目標

  1. 1から10までをいろんな数え方で(逆から、1つ飛ばしなど)数えることができるようになる
  2. 玉のかたまりをパッとみて数を言うことができるようになる(できなければ数える)
  3. 玉のかたまり(=数)と数字を結びつけることができるようになる
  4. 数の多い、少ないと数字の大小を理解する

実際の演習

  1. 1から10まで数える
  2. 10から0まで数える
  3. 2, 4, 6, 8, 10と数える
  4. ランダムに並べた玉の数を言葉で言う
  5. ランダムに並べた玉の数に合う数字カードを横に置く
  6. ランダムに並べた数字カードに合う玉を入れる
  7. 2つの数(玉)を比べて多いほうを言う
  8. 2つの数(玉)を比べて少ないほうを言う
  9. 2つの数字カードを見て大きいほうを言う
  10. 2つの数字カードを見て小さいほうを言う

実際のサイの様子

サイが実際に取り組んだときの様子です。この時サイは3歳10ヶ月です。


感想・コメント

実際やってみたら、全部やるのはすっごく時間がかかりました。子供の集中力を考えたら半分ずつぐらいでいいのかなと思います。

1の1から10まで数えるのは日頃からやっているのでけっこうできたのですが、10から0まで数えるのはよく分かっていないようでした。今後も何度か見せてあげる必要がありそうです。そして次の2,4,6,8,10では見事に興味を失ってしまいました。動画では編集していますが、この後しばらく車を百玉そろばんの上で走らせて遊んでいました。2,4,6,8,10はあまり楽しくないみたいですね。これもわざわざ取り組むのではなくて、日頃の生活の中でさりげなく見せたほうが良いのかなと思いました。

玉の数を見て数を言葉で言うものに関しては、4個ぐらいまではパッと見て言えるのですが、5個ぐらいからは実際に1, 2, 3, 4, ・・・と数えないと数がわからないみたいでした。でも数ヶ月前に似たような遊びをしたときには、3個までしかパッと見て言えなかったので、やや進歩したのかなという感じです。

玉の数を見て数字カードを置く演習は、1~10まですべてやると集中力が途切れてしまうので、1~5までにしておきました。この辺りから集中力との戦いになってきます。

玉を比べて多い少ないを判断するのは分かるようでしたが、数字カードを見て大小を判断するのは始めは難しそうでした。そこで、実際にその数の玉を並べて判断するようにしたら、何度か繰り返したら分かるようになってきたみたいでした。これは大きな収穫だと思います。この一つだけでもこの演習をやってよかったなと思いました。

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