みなさま、ご無沙汰しています!長い間放置していたこのブログですが、その間にいろいろな変化がありましたのでまた少しずつ記事にしていこうと思います。今日はまず以前から悩んでいたバイリンガルとトリリンガルをどちらでいこうかというお話です。
日々の会話はダディとは英語、マミィとは日本語で話していましたが、以前こちらの記事にも書いたことがありますが、3歳ぐらいから保育園で他の子たちと比べてなんとなく日本語に遅れがあるように感じ始めました。その後も遅れが気になっていたので、地域の療育センターに行って言語聴覚士の方に言語の発達テストをおこなってもらったところ、平均値から2・3ヶ月ぐらいの遅れが見られると言われました。2・3ヶ月の遅れといっても、それは標準の範囲内に入っているので心配するようなことではないけれど、気になるようなら月に一度の療育を受けて言語聴覚士の先生と一緒に日本語の練習ができるとのことでした。
英語と日本語の2言語でいっぱいいっぱい
その後は月に一度療育に通って、日本語の練習をしながら、平日は基本的に日本語、土日は英語で会話をしていましたが、日本語もやっぱり少し遅れているような気がしました。
一方、英語のほうはというと、ダディがいるのは平日の朝と週末だけなのでどうしても日本語ほどは話せない状態でした。英語のオンラインレッスンを受けたり、なるべく英語環境を作ったりもしましたが、保育園が完全に日本語で友達はみんな日本語を話すので、やはり日本語のほうが強くなっていきました。
そういうわけで、日本語と英語の練習だけでもういっぱいいっぱいになり、ダディの母国語であるペルシア語を覚えることは難しくなってきました。
とは言え、サイの祖父母は英語は少し分かるけれども基本的にペルシア語を話すので、少しだけでも覚えさせようと、努力はしました。でもここで苦労したのが子供向けのペルシア語の教材を探すことです。ペルシア語は大人向けでも少ないのに、子供向けとなるとほんとうに少ないです。YouTubeなどで断片的にペルシア語の童話とか歌とかを見つけることはできますが、基礎から積み上げていくレッスン形式のものはほとんどなく、唯一私たちが見つけたのがDinoLingoでした。
DinoLingoはとてもよくできたプログラムだと思います。DVDを見て覚えたのものを、フラッシュカードで復習したりします。簡単な絵本などもついてくるのですが、残念ながらそこまで到達しませんでした。
でもやっぱりムリぃ〜
ほんとうに少しずつ頑張っていたサイとマミィですが、やはり日本語+英語に加えてペルシア語は時間的にもかなり厳しい上に、この頃からサイにチック症状が目立つようになってきて、ストレスがたまっているように見えたので、ペルシア語は諦めることにしました。また余裕が出てきたら始めるかもしれないし、もしできなかったら、サイが大きくなって学びたいと思ったら自分で学んでもらうというのもアリかなと思っています。
というわけで、当面はバイリンガルで。
そんなこんなで、サイはしばらくは日本語と英語に専念することにしました。ときどきサイの祖父母とスカイプで話したりすると、突発的にペルシア語を理解して欲しいなぁと思うことはありますが、そこはグッと我慢して、またの機会を待つことにします。