ヤマハ系列音楽教室の2歳ピアノコースの体験レッスンに参加したらまさかの号泣でした!

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ヤマハ系列音楽教室の2歳ピアノコースの体験レッスンに参加したらまさかの号泣でした!

今日、2歳のピアノコースの体験レッスンに参加してきました。結果は・・・散々でしたのでここで報告いたします。

母の音楽背景

私は小さい頃に音楽系の習い事をしたことはありません。ですが、家にオルガンがあったので、母にドレミファソとか基本的な運指とかを教えてもらい(ちなみに母は「ちょうちょ」すら弾けません)、後は独学でオルガンやキーボードを使って練習をし、超自己流でめちゃくちゃながらも少しだけピアノを弾くことができます。家にはYamahaのS90というわりと立派なキーボードはありますが、今までにピアノを所有したことはなく、ピアノには強い憧れを持ち続けています。30歳を過ぎて1年ぐらいピアノレッスンを受けたことはあるのですが、アメリカに留学したので辞めました。

それと並行して、高校・大学時代は学校の交響楽団に在籍し、バイオリンを弾いていました。

大学時代はカラオケクイーンでもあり、カラオケバーでバイトをし、地元のカラオケ大会に出場して、優勝したりしたことがあります。

20代後半にはいくつかのバンドに所属して、コーラス・キーボード・バイオリンを演奏したりもしました。

アメリカに住んでからは、日本の文化に恋い焦がれ、琴を習い始めました。こちらは大学とインターンシップの両立で忙しくなって結局1年ぐらいで辞めましたが、一応生田流の普通部というお免状をいただいています。

というふうに、どれもこれも微妙に中途半端なんですが、音楽好きです。そして、自分自身が本格的に音楽を勉強できなかったことへの後悔もあったりします。なので息子にはぜひとも音楽を好きになって欲しい。そんなわけで、いつかは音楽教室に通わせたいなと思っていました。

今回体験レッスンを受けようと思ったきっかけ

うちにはアンパンマンのピアノ絵本があります。

これが息子のお気に入りで、いつもはボタンを押して流れる曲を聞いて楽しんでいるのですが、最近は白鍵を♪ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドと順番に弾くようになってきました。そして日頃から「ピアノひきたい!」とか言う機会が増えてきました。

これは、今がチャンスなのでは!?と思い、体験レッスンを受けてきた次第です。

今回受けた体験レッスン

ヤマハ系列の音楽教室でしたが、ヤマハの幼児用のコース(ぷっぷるくらぶ?)ではなくて、プライベートレッスンの、先生と親子だけでピアノを習うコースの体験にしてみました。息子は毎日保育園に通っているので、他の子たちとみんなで歌ったり踊ったりするのは保育園でやってるだろうと思うんです。プライベートレッスンなら親子の絆を育む時間にもなるし、一石二鳥だなと思っていました。体験料金は1,080円でした。

実際の体験レッスンでの様子

保育園帰りの17時からのレッスンでしたが、保育園に迎えに行ったときに、「今日はピアノ弾きに行こう!」と言ったら息子は大喜びで、「ピアノ弾く!」と張り切っていました。音楽教室に着いてからも、時間まで廊下で待っていたのですが、「ピアノひく?」「ピアノやる?」と意気込み満々。スタッフの方々も「ピアノ楽しみだね〜、時間までちょっと待ってね〜」と微笑ましく見てくださっていた様子でした。

いよいよ時間になって先生に連れられて教室に入室しました。そこにはグランドピアノがあって、息子も私も大興奮!先生が弾いていいよとおっしゃったので、私も息子もワクワクしながら音を出してみました。私にとっても本当に憧れのグランドピアノ。やっぱり音がいいですよね。

しばらくは息子も私に抱っこされながら黒鍵を順番に弾いたり、白鍵を弾いたりしていました。

少し慣れてきたようだったので、先生がミッフィの可愛らしい子供用の楽譜を見せてくださり、中にはトラックの絵があって、トラックの音をピアノで弾いてみよう!と弾いてみたりしました。ここまでは息子もなんとか弾いてみたりしたのですが、この辺りから雲行きが怪しくなっていきました。

後から考えると、おそらく息子は、ここは「遊ぶ」ところじゃなくて「習う」ところなんだ!ということを感じ取ったのではないかと思うのですが、息子は部屋から出ようとし始めました。それでも私や先生が、「面白いよ、もっと遊ぼう!」と誘ってみましたが、「No! No!」と言って、外に出たがります。

先生も困りながら、電車のシールや色鉛筆を取り出して、他の遊びで気をひこうとしてくださったのですが、息子は少しだけシールには気をひかれながらもそれでも部屋を出たいの一点張りです。しまいには泣き始めて、「帰る〜」と言い始めたので、これ以上の継続は無理と先生と私で判断し、体験レッスン終了。本当は30分の予定の体験レッスンが約10分で終わってしまいました。悲しい。。。

その後受付に戻っても息子はとにかく家に帰ろうと泣いているので、スタッフの方からも、いつもなら入校の案内等をするんだけれども今回はこういう状況なのでまたレッスンを受けたいようならお電話下さいと言われ、私もすみません、すみませんと謝りながら教室を後にしました。

教室を出るときに息子に、「ありがとうはちゃんと言いなさい!」って言ったら、息子は大泣きしながらも「あびがどうございばじた!」とグズグズに泣きながらもお礼を言っていました(笑)。

ちなみに、音楽教室の先生やスタッフの方々はとっても感じが良くて、幼児向けのレッスンにも慣れていらっしゃるようだし、グズグズの息子にもとっても優しくしてくださいました。通えたら良かったのになぁと本当に思います。

さて、どうしよう・・・

そんなこんなで、母の思惑は無惨にも崩壊してしまったわけですが、それでもやはり息子には音楽好きになって欲しい。こうなったらしばらくは家で私がキーボードを使って弾かせたり、歌を歌ったり、リトミック的なことをしてみるかなぁ、と思い始めました。

今現在うちにあるディズニーのCD付き絵本はとっても好きみたいなので、とりあえずはこのシリーズを進めてみるのもいいのかな。

近いうちに楽器屋さんに行って、幼児用の楽譜コーナーに他に何かいいアイディアがないか探してこようと思います。